Smart Life

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注目のAI株、テンバガー候補

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ソフトバンクグループが率いる「ソフトバンク・ビジョン・ファンド(SVF)」第2号が近く始動する見通しにあります。SVFの価値増大の原動力となったのはAI関連を中心とする未上場企業で、今回その第2陣となる巨大資金が、新興AI企業に対して積極的に投資を行っていくことになりそうです。こうした動きによって、東京市場においても「AI関連株の争奪戦」が展開される可能性があります。

新時代を象徴する自動運転などの成長市場が立ち上がるほか、医療、金融、不動産、流通といった私たちの生活と密接に関わっている分野で、AIは日進月歩でその存在を高めています。2020年の東京オリンピックではAIを使った最先端の顔認証などの新技術導入が見込まれていますが、これは現政権が推進する成長戦略の一端で、生産性革命を遂げた近未来の青写真でもあります。そして、その主役に来るのがAIということになります。

 

AIがこれからの世界を制する

AIはディープラーニングによって革命的な進化を遂げていて、脳の仕組みを模した人工ニューロンを活用して、情報の入力層と出力層の間にある隠れ層と呼ばれる中間層を多層化することにより認識を繰り返しています。これによって入力されたデータに対し、コンピューター自らがパターン認識できるようになりました。それに伴い、人やモノの存在にとどまらず、「色」「形」「向き」などを認識できる高度な画像認識や音声認識がAIに飛躍をもたらしています。

生産性革命の中核エンジンとして、AI技術の促進は国家を挙げての最重要プロジェクトとなっていくと考えられ。2020年度にAIビジネスの国内市場規模は1兆円を上回り、さらに2030年度には2兆円を上回るという試算もあります。

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AI有望銘柄を探せ

そうしたなか、東京市場でもAI関連の注目すべき銘柄が既に数多く輩出されています。今後もITサービスやシステム開発関連を中心に、その数は増え続けていくことが予想されます。

AIを活用したビッグデータ解析に強みを持ち、データサイエンティストの育成にも力を入れる「ALBERT」、AIエンジン「KIBIT」などを活用したリーガルテック事業を展開する「FRONTEO」などが同分野の代表的な銘柄として注目されてきました。
このほか、AIアルゴリズムを開発し優秀なAIエンジニアを人的資産とする「PKSHA Technology」、ホワイトカラー業務の代行を行うRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)の「RPAホールディングス」 、AIを駆使した自動翻訳サービスを手掛ける「ロゼッタ」、AI分野に精通した経営コンサルでドキュメント自動入力プラットフォーム「ディープシグマDPA」に引き合い旺盛な「シグマクシス」、AI・RPAなどを軸に情報コンサルを展開しアジャイル開発でも先駆する「豆蔵ホールディングス」などが市場を賑わせてきました。

しかしながら、未だ評価されていないAI関連の有望銘柄が、現在の東京市場には数多く眠っています。今回は株価が1000円未満で、テンバガーが期待できる5銘柄を紹介したいと思います。

 

テンバガー候補、中低位5銘柄

1.  データセクション

データセクションは、システム開発及びコンサルティングを展開、ソーシャルメディア分析ツールや投稿監視サービスなどの提供で高い競争力を誇っています。ビッグデータ分析とAI活用ビジネス分野を深耕していて、店舗の入店客分析で機会損失を解消する分析ツールや、「AIによる画像解析」、「AIによる記事執筆」、「ドローンとAIによる交通量調査サービス」など多角的なAIとの融合で最先端を走っています。最近では、ICT・AIを活用した認知機能検査や音声分析診断などを手掛ける日本テクトシステムズと業務提携を発表していて、今後の展開に注目したいところです。

2.  日本サード・パーティ

海外企業を主体にIT機器の保守点検やIT研修業務などを展開しています。米国のAI関連中核に位置付けられるエヌビディアとはスーパーコンピューターの総括的サポート契約を締結していて、新分野として開拓するAIインテグレーションサービス「Third AI(サードアイ)」が同社の成長ドライバーとなることが期待されています。また、ソフトバンク が運営する「AIエコシステムプログラム」において、「ベスト・テクノロジー・パートナー・オブ・ザ・イヤー」を受賞し、これが追い風となっています。

3.  USENHD

USEN-NEXT HOLDINGSは、動画や音楽などのコンテンツ配信をはじめ複数の事業を多角的に展開しています。同社は傘下に置くアルメックスを通じ医療機関向けにAIによる顔認証で受付や精算ができるシステムを開発しています。病院のIT化投資が本格化するなか、今後の需要取り込みが期待できそうです。

4.  sMedio

sMedioは足もとの業績こそ低調ですが、同社はデジタル家電向けソフト開発を手掛けていて、AIディープラーニング型映像や画像解析エンジンを自社開発しています。これから、市場の成長加速が見込まれる顔認証やエッジ端末、IoT機器への実装でキーカンパニーとして存在感を示すことになるでしょう。
また、メガソーラー開発のウエストホールディングスと業務提携していて、sMedioが有するデータサイエンスを含むAI技術を、ウエストHDのエネルギーソリューションと結合させてサービスの高付加価値化に取り組んでいます。

5.  ショーケース

ショーケース は、ウェブサイトを最適化するクラウドサービスを展開するほか、セキュリティー分野でも高い実力を持ちます。AI分野開拓にも舵を切り、マーケティング調査会社のバルクホールディングスとは協業でAIを活用した脆弱性診断サービス「ZEIJAX」をリリースしています。このほか、インサイドセールスやコンサルティングを手掛けるブリッジインターナショナルとも協業、提携戦略により業容を広げています。